【金曜日は子育てブログを書いています。】
子育てをするうえで良く聞く言葉があります。
「人それぞれ」
確かにその通りです。人間十人十色でひとそれぞれ育ち方は全く違います。
教育の方法もいろいろあって人それぞれ何が最善なのかは決められません。
しかし、それで考えることをあきらめてしまってはいけないと思うのです。最善はなくても何が目的なのかを定義して、どうすれば良いのかを考えればより良い選択はできるのではないかと考えています。
ところが、子育ての本を読むとあれがいいとか、これがいいとか、卵は食べるなとか卵は食べたほうが良いとか全く逆の方法が出てくることもしばしばです。何が良い選択なのかは途方に暮れるばかりです。
そこで私が指針にしているのが、その方法が統計に基づいているかということです。
個人の体験で卵を食べさせなかったらアレルギーにならなかった!とか、このおもちゃを使ってたら頭が良くなったとかはあまり信じません。信じるのは2000人の乳児に卵を与えた場合と、与えなかった場合のアレルギーの発症率というような統計に基づくデータです。
野球もデータ野球の強さが見直されていますが、子育てもデータなのです。
こういった考え方でいくと常識とはちょっとちがった教育方針も出てきます。
例えば、子どもはとにかく褒めたほうが良いというものがあります。
ところが研究によると、「すごく褒める」「普通に褒める」「褒めない」の3パターンに分けて実験をすると、すごく褒められた子は「安全策」を選びがちで、普通に褒められた方が「挑戦」をするそうです。褒め過ぎは自信の低下を招くことがあるというデータがあるのです。
このように何が良さそうなのかをちょっと調べて子育てを楽しんでいます。
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