三月議会の注目の陳情はこれでした。
「JR東日本株式会社による国立駅南口開発に関する陳情」です。
平成32年度に国立駅舎が復元するその両サイドにJRさんが動画のようなビルを建てるという話が出てきました。それに対して、商工団体を中心に異論が出てきました。それがこの陳情です。
陳情の主な内容は3点です。
・旧駅舎の東側用地は商業ビルではなく緑地として開放してほしい
・西側の商業ビルも旧駅舎との間に十分に空間をとってほしい
・土地活用も含め市の南口複合公共施設整備用地と連携してほしい
またさまざまなところで話を伺うと、この土地はずっと過去に箱根土地株式会社が鉄道省に寄付したもので国鉄からJRになったからといって自由に使うというのはおかしい、JRの敷地内だけで人の流れが完結してしまい街の商店への影響が大きくなる、景観上の問題があるといった声も聞かれました。
一方、他の立場だと既にJRの土地になっている場所に国や街の住民の合意形成をもとに作られている法律や条例に基づいて建築物を建てるのにその法律や条例以上に制約を受ける必要があるのか、駅前に新しい建物ができるとうれしいといった声が聞かれました。
建設環境委員会では、市としては土地の交換や連携も含めてあらゆる可能性を排除しないでJRと協議していくという答えがありました。また委員会の結論としてはこの陳情を可としても市とJRとの交渉の足かせになりうる、また否決されたとしてもJRは何でもいいのかということになってもいけないということで、継続的に審査を続けるという形に落ち着きました。
本会議でも全会派一致でこの陳情を継続審査として市とJRとの交渉を見守るという形になりました。
ここでご注意頂きたいのは、決してマンション訴訟の時みたいな「後出しジャンケン条例」を作らないでほしい、ということです。
まぁ、落とし所の一つとして、貴会派所属の石井めぐみ先生の「宿泊施設案」も有りなのかな?と思っています。周りの商店街も直接的な商売敵にならずに済みますし。
Re: タイトルなし
現状は市とJRの交渉を応援していきます。
> 読売新聞に商業施設のイメージ図が出ていましたが、これだと旧駅舎が札幌市時計台のような「ガッカリ名所」になってしまう、さりとて駅前の一等地を一銭の得にもならない緑地帯などにするのはJR東日本としても許すわけがないと思います。
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> ここでご注意頂きたいのは、決してマンション訴訟の時みたいな「後出しジャンケン条例」を作らないでほしい、ということです。
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> まぁ、落とし所の一つとして、貴会派所属の石井めぐみ先生の「宿泊施設案」も有りなのかな?と思っています。周りの商店街も直接的な商売敵にならずに済みますし。
個人的な意見で
慎重論でお願いします。
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