
著作権についての会に行ってきました。
基本は市に関係することを勉強することが多いのですが、今回はまったく関係ありません!関係ない知識も役に立つことも多いので好き嫌いせずいろいろ吸収です。
今回の参加したイベント名は
「ぼくがかんがえたさいきょうのちょさくけんせいど」
・・・ゆるい。でも真面目な会です。
白田 秀彰(ロージナ茶会総統、法政大学准教授)
境 真良(国際大学GLOCOM客員研究員など)
香月啓佑(一般社団法人インターネットユーザー協会・事務局長)
津田大介(ジャーナリスト)

といった方が登壇者でした。津田大介さんはテレビでもご覧になったことがあるかたも多いのではないでしょうか?
内容は、このデジタル化してきた社会において理想的な著作権制度はどんなものなのかを議論するというものです。以前はアナログで、コピーすると劣化するということもありましたが、デジタルコピーであれば劣化の心配はありません。そういった背景もあるなかで現在の著作権制度は無理があるのでは?ということです。
ユーザーからしてみればコピーはやり易いほうが良いですし、製作者からすれば対価を貰えないことは看過できません。
そこで登壇者たちはそれぞれその利益が最大化するような提案をしていました。
とくに凄い発表は白田先生の「さいきょうのちょさくけんせいど」でした。
契約でいちいちお金を取るのはコストがかかりすぎるので、ネットワークに流れる情報量を参照してお金を分配する。アナログコピーは全体量から比べれば無視できるレベルになるので捕捉しない。あえてどんぶり勘定にすることで、事務コストを最小化して分配を最大化する。
といった内容でした。行政は平等にするために、時間的にも費用的にもものすごいコストを掛けているのでその発想とは全く異なり感銘を受けました。確かに完璧な制度をつくってもその制度の維持にお金がかかっては本末転倒です。
それではまた今度!
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