
今日は土地開発公社の会議のあとに、「20年後のくにたち」検討プロジェクトの報告会がありました。
20年後もまだ現役の職員であろう40歳以下の職員15名のプロジェクトチームが、20年後のくにたちを見据えた中長期的な街づくりのビジョンを書いた報告書を作りました。
そのビジョンが
「知のまち、歩むまち、
育むまち、文教都市くにたち」です。
このビジョンで文教都市のブランドを活かして、都市間競争を勝ち抜き生産年齢人口の確保するということを目指していくべきと提言していました。
それを実現するために六つの柱に
教育・子育て・景観・交流人口の増加・世代を超えたコミュニティ・新しい行政サービス
を掲げています。
比較的、近い年齢の職員さん方が考えたということもあってか、かなり僕と近い意見が多く盛り込まれており、非常に良い報告書だと感じました。特に教育のまちというブランドをシティセールスで確立して、生産年齢人口を確保していくという戦略は間違いなく必要なことです。
ただ一つ視点として足りないと感じたことは、子供を作ろうという視点です。子供を育てるということにはかなり重きを置いて様々なことが提言されていましたが、どうしたら子供を作ろうという選択をするのかという点は薄かったかと思います。よい教育をすることと、産もうと思うことはかなり違ったものです。それを考えることが国立市の低い合計特殊出生率(1.16)の改善にもつながり、より長い目で見たときに生産年齢人口の確保につながるのではないでしょうか?
報告書の詳細な内容はこちらでご覧いただけます。
https://www.google.com/url?q=http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/dbps_data/_material_/localhost/100000/102100/pdf/5_kihonkoso_planning/20nengopthoukoku.pdf&sa=U&ei=pgx6U5jpOtG2uASc0YDACw&ved=0CAgQFjAB&client=internal-uds-cse&usg=AFQjCNGEgRHSdhYgledEzc2MpAXUoVFm0g
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