
本日は議会の研修でした。
その中で議員定数の決め方にも話が及びました。
現在の国立市の議員定数はかつて26名だったものを22名まで減らしてきています。その理由は近隣市の状況だったり、財政的な面、また議員の質の向上といったものだったようです。
今回の研修では、他市との状況比較で議員定数を決めると削減競争になることや、財政的な面を考えても削減方向になるといった話がありました。また定数をきめるにあたって一常任委員会の適正人数から考える方法、小学校区などの地域代表の側面から考える方法などの方法もありどれをとっても一長一短はあるといったお話でした。
この研修を受け、私はギリギリでやるなら18名、多少ゆとりを持つなら21名の定数が良いのではないかと考えています。
その理由ですが、18名まで削っても議会の機能的にはほとんど問題はなさそうということと、意思決定のスピードをあげるには少ない人数の方が良いということがあります。
一方で市議会は議員が国会や都議会議員に立候補したり、病気で欠けたりということがまま起きます。そういったときに18名だと一票差で議決が変わるということが起きやすかったり、常任委員会の人数が極端に少なくなったりする懸念があります。実際に国立市議会も与野党が1票差で拮抗しているときはインフルエンザでかなり容体が悪そうだというときに頑張って議決に参加するということがありました。あまりにギリギリで運営していると企業でもそうですが、事故、病気、出産、介護などでも「絶対に休めない」になってしまいます。そういったこと加味しつつ常任委員会の人数を揃えた21名を適正人数としても良いのかなと思うわけです。
この定数の議論は議会改革特別委員会でもパブリックコメントを今後取る予定なのでぜひみなさんのご意見をお寄せ下さい。