

本日で三月の議会が終わりました。
3月議会は来年度の予算を決めるので重い議会です。
さて本日の本会議で通過した予算の概要です。
一般会計の予算総額は前年度に比べ8.4%増の314億7,689万円。
特別会計を含む全会計の予算総額は、前年度に比べて2.4%増の
490億7,440万円となりました。
主な歳入
■市税は、決算見込み、景気動向、税制改正を踏まえ、1 億5,676 万円(1.1%)の 増の149億8036万円を見込んでいます。
■国庫支出金および都支出金は、保育園や道路工事などでそれぞれ9 億2,700 万円 (21.0%)、6 億2,022 万円(15.9%)の増で合計約98億円を見込んでいます。
主な歳出
■民生費は、保育園の新設に伴う補助金の増や、 障害福祉サービス費の伸び等により、7 億8,911 万 円(5.4%)の増の154億8353円となっています。
■土木費は、道路用地買収費が大幅増となり、国立駅北口広場整備や旧国立駅舎再築工事が本格的に始まることから、13 億1,344 万円(40.1%)の大幅増の45億9221万円となっています。
■教育費は、小学校非構造部材耐震化対策工事、市民総合体育館・市民芸術小ホール外壁改修工事ほか、古民家萱葺屋根葺き替え工事等の普通建設事業費が増となったことにより、4 億8,168 万円(20.4%)の増の28億4559万円となっています。
市の貯金ともいえる基金は50 億8,556 万円から41 億8,018 万円と約9億円減る見込みとなりました。
また借金の方は226 億10 万円から217 億3,535 万円と約9億円減らせる見込みとなりました。
今年度の予算は未来へ向けてかなり積極的な投資をしているといえると思います。ただ心配なのはいろいろとやろうとしすぎて無理な負担にならないかということです。今年度はある程度は事業のスクラップを進めなくてはならないと考えています。
明日は3月議会注目の国立駅周辺の陳情についてを更新します。