市民の方より年少人口(0歳から14歳の人口)が減っているとのご指摘をうけました。
私は少子化の全体的な流れかと思っていたのですが他市と比べると減りが大きいとのこと。
頂いた資料によると、国立市、国分寺市、立川市、府中市の人口を平成23年と28年を比べるとどの市も103~104%となっており、人口が増加しています。
しかし年少人口を比べると国立市が97%、国分寺市103%、立川市99%、府中市102%と国立市が一番減ってしまっています。
なぜだろうと思い自分でも図表を作ってみました。
その図表がこれです。

う~ん。年少人口は平成13年から9,893人から8,814人と確かに右肩さがりです。
中身を見ると国立市の0~4歳が平成13年から18年の間に特に減っています。
他市がこの時期にこれほど0~4歳を減らしていないことを考えると不思議です。
そして23年から28年で年少人口が減ったのは、まだ子供の数が多かった平成13年に0~4歳だった薄紫の層が成長して抜けてしまい200人ほどガクッと減ってしまったからのようです。
緑の層と黄色の層は平成23年より人口が増加し、新たに誕生した無色の層は平成23年の緑の層よりも若干ですが人口が多くなっています。
このことを考えると23年から28年の間の子供の人口の下支えはされているということもできるかと思います。
この平成23年は市長が佐藤前市長になり、私も議員がなった年なのでここが転換点になって良くなっていると言われるよう頑張りたいところです。
良くなったか、悪くなったかを見極めるには平成33年にこの数字がどうなるかを見る必要があると思います。
新たな0~4歳はしっかり誕生しているのか、各世代が途中で人口を減らしていないか。
そんな観点で見ていきたいと思います。