
卒業式、入学式シーズンです。
こうした式典に出るとついつい自分のときと比べてしまいます。
まず感じる違いは国旗国歌があるということです。
私のときは国立市に国旗国歌を反対する教員がとくに集まっていたので、その両方がありませんでした。しかも恐ろしいのがあくまでそれは生徒の自主的な判断という形をとっていたことです。先生がうまーく誘導して国家を歌わせないように、国旗は付けさせないように誘導があったように記憶しています。
自由と権利は大切と教えながら、生徒には暗黙に押し付け自由を奪うやり方は子どもながらにさすがにどーなのよと思ったものです。
さらに式典で使う歌もずいぶん変わってきていました。定番中の定番だと思っていた大地讃頌が無くなっていました。これもまた時代的な背景があるのでしょうか?
そして今の卒業式入学式はみんなまじめすぎてビックリします。小学一年生までもしっかり式典ができているのには末恐ろしさを感じます。また格好もみんな子ども用スーツや振袖・・・。ジーパン、短パン、Tシャツとか誰もいないんですね。
時代は変わります。

小学校中学校に交じって今年は保育園の入園式にもお招きいただきました。
0,1,2歳児が入る小規模な保育園のあじさい保育園です。
こうした保育園も求められてはいるのですが、建物の制約であったり、保育士集めであったり、近隣住人の反対であったりとなかなか作るのには苦労があるそうです。このあじさい保育園もまだできたばかりですが、作るときにそうした苦労があったそうです。
しかし少しずつでもこうしたものを作っていき国立市の子育て環境を引き続き改善していきたいと思います。
それでは。