広聴委員会がありました。
聴覚障がい者の方をお招きして意見交換です。
メインテーマは議会報告会へ手話通訳者が常時きていただくか?ということです。
聴覚障がい者にとっては、議会報告会だけでなくあらゆるサービスに通訳の方がいるのが理想です。しかし市の限られた予算という観点から考えれば、予約が在った場合に用意する方法、もしくは他の方法があるのか、ということになります。
聴覚障害の方々にお話を伺うとやはり常時いてほしいというのが願いでした。
しかし実際にはまだ問題があることがわかりました。
それは手話通訳者を置けばすべて解決というわけでないことです。
病気などで聴覚障害になってしまった方は必ずしも手話ができないからです。
そうなると画面に字幕を出せばよいという考えもあるのですが、逆に手話しか出来ないという方もいるとのこと。
つまり聴覚障がい者が参加できる理想的な報告会は通訳者が交代要員を含め二人、筆記者が一人必要になります。
その他の選択肢として、参加者に意外なものも教えてもらいました。それは携帯のアプリです。UDトークというアプリでしゃべっている内容を文字化してくれます。実際にこのブログの冒頭を読み上げてみました。
このように喋ったことを瞬く間に自動入力してくれます。

穏やかでない間違いもありますがなかなか精度です。
こういったものを使って理想的でないまでも、ある程度情報共有ができるようにするという方法もあるそうです。
どの選択肢も一長一短がありますが広聴委員会としてまた議論をしたいと思います。
それではまた今度。