
現代の魔法使いと呼ばれる落合陽一さんと会ってきました。
なんの魔法使いだと思いますか?
それは科学です。科学は魔法じゃないと思われるみなさんは、何気なく使っている携帯電話の原理を分かっていますか?クレジットカードの決済は?車は?パソコンは?なんとなくわかる物から、ほとんどわからないものまで、様々だと思います。科学が進みすぎると、もはや魔法だか、科学だか、わからなくなるという話です。
現代の魔法使い落合さんは、先端技術を駆使して科学を魔法のように見せるアーティストなのです。しかも、東大を飛び級で卒業し、27歳で筑波大学の助教授。どんな魔法を使ったんだと思わせる経歴です。
その方の「すこし近未来はこうなる」という予測がすごかったのでご紹介します。
皆さんはsiriというiphoneに付いている秘書機能アプリをご存知でしょうか?
五時にメールを送ることをおもいださせてと頼めば、しっかりと五時になると「メールを送ること」と携帯に表示して教えてくれる凄い機能です。
現在だと、音声認識に難があったり、やれることにも制限があったりと、まだまだ課題があります。
しかし、こういった分野の機能が進歩することによって、コンビニのバイトなどは日本語もわからない外国人の方がこの種のアプリを付けて、機械の指示を受けて働くことができるようになると予測していました。
なぜすべてロボットではなく、人が働くのかわかりますか?
ロボットを作るより、人を使った方が安いからです。こういうことをはっきりいうのはさすが科学者だと思います。
政治家だとどうも批判を恐れて倫理に反することというのが、いい難くなっていると自分でも感じます。しかし、議会の場であれば、倫理に反することでも議論をして考えることはしていかなくてはなりません。
今後、20年でロボットの問題は冗談ではなく真剣に考える必要が出てくるだろうということを改めて認識させられました。