不合理なこともある議会

本日は、議会運委員会に出席しました。

議会運営委員会は傍聴ができるので、僕のところに来ているインターンの学生には、終了まで傍聴してもらいました。

議会運営委員会では、議会が始まる前に開催される議会の日程や提出議案などが確認されます。

また採決の方法、委員会の中継、PCの利用など議会のルールについても話し合われます。

今日の会議では、新しいルールの追加の確認がなされました。
従来のルールにおいては、一つの議案を審議する際、委員会で賛否の態度表明をすると本会議では賛否を変えることができません。それでは不都合があるということで補正予算の修正案が提出された場合に限り、委員会と本会議で賛否を変更してもよいルールにする方向となりました。

これにより相手の意見や、審議の中で明らかになったことなどを考慮したより深い議論ができるようになると考えています。

こういった会議の後で学生に感想を聞いてみると、「議論した後に意見が変わることがあるなんて当たり前じゃないっすか」というような至極ごもっともなことを言われてしまいました。確かに意見を変えられないのは、議会の不合理なルールな一つだと思います。ただし、昔は組織の代表として来ている方が多かったため、意見を変える必要がなくそちらの方がスムーズだったのかもしれません。

こういったところは議会も時代の流れに合わせ素早く対応したいところです。

なつのおわり

本日は、インターンの学生と教育委員会を傍聴しました。

教育委員会では、国立市でも行われた全国学力調査についての報告がありました。

今回、全国学力調査では理科が追加されました。それによると理科離れが進んでいるデータが出ているそうです。子供たちの考えて答える能力の低さが、その一因です。

考えて答えを決められる子供を育てる教育方法が必要だとは思うのですが、それってどうすればいいの？と言われてしまうと言葉が詰まります。改善策は討論型の授業を増やすことぐらいしかパッとは思いつきません。しかし少なくとも教育はかけた時間や労力によって報われるものです。地道に改善していくしかありません。

その他、小学校のエアコン工事が予想より早く終了するため、9月の暑い時期から使用可という報告もありました。暑い中、授業した子供時代を思い出すと、今の子供がちょっとだけ羨ましいですね。

学生が来ています

夏のインターンシップということで学生がきています。

議員の仕事ってどんなかな？ということで毎日いろいろなところを一緒に回ってもらっています。

写真はその一環で行った街頭演説の風景です。
そして学生にも、しゃべって貰いました！
意外とうまかったです。初めてのときはなかなかしゃべれないものですが、さすがは大学で弁論部というだけあります。

秋の議会

9月議会が目前に迫っていました。

また駅周辺まちづくり会議の最後の会議が、八月十八日にあります。

その会議では国立駅前のロータリーをA案のような形で行くのか、B案のように大きく変更するのかといったことが長い間議論されてきました。

僕が市議になるはるか前から続く駅周辺に関する長い議論の一部始終を見て感じたのは、市民参加の会議のむずかしさです。多くの方の意見を取り入れようとするあまりに、話が二転三転、ときにはおおきく戻りやっと進んでも決定することはできないといった印象を受けました。

ある程度かたまった案に対して意見を集めれば、形になり易いと思うのですが、まちづくり会議は、一から意見を出していくというものが多かったせいか、前に進むのに非常に苦労しているようでした。

とはいうものの最終的にA・B案と形になり18日には、駅周辺まちづくり会議の最終答申が固まるはずなので楽しみです。

最後の駅周辺まちづくり会議は国立市公民館で2時から開催されるのでお時間があれば、ぜひ傍聴してみてください。